パンクファッションは難しくありません
今は通信販売でもそろえることが可能なくらい身近なものです
パンクファッションとは、1970年代末、ロンドンで結成されたパンク・ロックグループ「セックス・ピストルズ」の衣装が起源とされています。この衣装は、メンバーのマルコム・マクラーレンがヴィヴィアン・ウエストウッドのブランドを経営していたため、高級ブランドであるヴィヴィアン・ウエストウッドが日本ではパンクファッションの代名詞のように扱われていますが、現在、実際のセックス・ピストルズのメンバーの衣装は、殆どが自作の安物だったようです。パンクファッションは反体制へのメッセージをこめて過激、破壊的、挑戦的な意思を持ったスタイルです。パンクがうまれた時、世界はその過激さゆえに賛否両論でした。暴力的なメロディと詩を持つ音楽とパンクファッションは一体になって世界に広がったのです。そのスタイルとは、切り裂いた洋服を安全ピンで留める、短くカットされツンツンに立てられたヘアスタイルに革のジャケットやパンツを愛用するといったものであり、このようなパンクファッションは反逆的なイメージを強調するものでした。
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その後1980年代にイギリス郊外でパンク・リバイバルとして大流行したものが、オリジナルのパンクファッションとは異なるものの、典型的なパンクファッションと呼ばれています。具体的には、原色に染めた髪を逆立てたり、モヒカン狩り、革ジャンにビョウを打つなどの装飾です。元のパンクファッションはシンプルでしたが、現在パンクファッションとして認識されているものはそのようなファッションです。現在ではパンクファッションが独立し、パンクロックには無関心ながら、パンクファッションに身を包むものも多くみられます。リバイバル以降のパンクファッションはスカル(骸骨)がモチーフとして使われる事が多く、この場合のスカルの意味するところは、反戦のシンボルとして使われる事が多く、また、冷笑的な使われ方をされがちです。
パンクに大きな影響を受けたデザイナーとして、ジャンポール・ゴルチエやアナ・スイ、日本ではナンバーナイン、アンダーカバーなどが挙げられます。
現在の日本におけるパンクファッションはサブカルチャーの一種として扱われる事が多く、ロックとパンクが混同される傾向があります。また最近では矢沢あいの漫画「NANA」のキャラクターの服装が、パンクファッションの知名度を更に上げましたが、そのファッションについては賛否両論様々です。
パンクファッションの基本は、タイトなジーンズにバンドTシャツ、ライダースジャケットを羽織りブーツを履く。そして缶バッジや鋲ベルトなどでアクセントを付ける、というのが主流のようです。はずせないアイテムとしては靴でしょうか。やはりドクターマーチンかジョージコックスというのはパンクファッションには欠かせない基本アイテムです。ドクターマーチンの8ホールや黒のエンジニアブーツがお勧めです。そしてアクセサリーとして鋲ブレスレッドがあればいいですね。マストアイテムを揃えたら、あとはチープなものでも大丈夫でしょう。今はオンライン通販などで様々なアイテムが販売されています。気軽に通信販売でパンクファッションにトライしてはいかがでしょうか。
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